親への依存・関係改善のためにやるべき行動【実体験】
人との距離をうまく測れなかったり、他人に共感しすぎるあまり家族との関係性がうまく行かないことも多いです。
親を信頼してHSPを告白しても理解を示してくれなかったり、そもそも気質が合わないと言うこともあるんです。
親なんてきらいだ!と割り切れればスッキリするんだろうけど、罪悪感が邪魔をする。
距離が離れても、いつも親に見張られているような気持ちになる。
そんな悩みを抱えるあなたに、私が家族関係を変えるためにやったことをお話しします。
私は、こんな感じで親子関係はあまり良い方ではありません。
でも、母が嫌いなのに、母が資格のある職業についた方がいいと言ったからその通りにしたり、一人暮らしをしていても母の姿がちらついて、思ったように行動できないこともありました。
何だか呪縛のようでした。
そして家族なのに、親なのに、好きになれないなんて何てヒドい人間なんだ・・・と罪悪感がありました。
それって、いくら一人暮らしをして自分で生活していたとしても、自立できていないし、依存している状態なんですよね。
そんな私が、依存状態から抜け出すために母と向き合った方法を話していきます。
母と向き合うためにやった行動
1、本音を話す
・幼い頃にこんな事を思っていた
・寂しかった
・怖かった
・お母さんが嫌いだった
小さかった頃の気持ちを母に直接話しました。
否定されるかもしれない。今更言われても困ると言われるかもしれない。母を傷つけるかもしれない。
それでも、消化しきれていない気持ちを話しました。
2、助けを求める
親には助けを求めたくない。そう、強く思っていました。
でもそれは「拗ねていただけ」だったんです。
私はずっと親に愛されていないんだと思ってきたので、「愛してくれないなら、知らない」と拗ねていただけ。
それを知って、助けてほしい時は素直に助けてほしいと言うようにしました。
3、親の意見も聞く
自分の本音だけをぶつけるのではなく、母の意見もちゃんと聞きました。
「本音を喋ってくれて嬉しかった」
「小さい頃のあなたは、何も喋らないからどう接したらいいか分からなかった」
と言われたんですね。
それぞれに思いはあっても、お互いに怖かったんだなと思いました。
全ては「思い込み」「勘違い」だったのです。
それが分かるだけでも、本音で向き合ってみることはおすすめです。
これらは、カウンセラーの心屋仁之助さんの影響を受けてやってみたことです。
「答え」は、「一番拒否していること」にある。
「タブーに挑戦してみる」
そう。私が一番拒否していたことをやってみたのです。
それでも無理な時
1、物理的な距離を取る
たくさん向き合っても、分かり合えない人とは分かり合えません。
結局最後は、物理的に距離を取ることが自立にもつながります。
私もお互いに本音で話をしましたが、気質的には合わない部分もあり、距離を取っています。
2、仲良く出来なくてもいい
親子だからって、仲良くいる必要はありません。
親に対して可哀想とか、育ててもらった恩があるとか、そんな思いは捨てても大丈夫です。
親の意見を無視してもいいです。
どうしたいかは、自分で決めていいのです。
最後に
確かに親は大切な存在です。
でも、自分の人生は自分で決めていかなければいけません。
親子関係を改善したい、親との共依存から抜け出したいと思った方は参考にしていただければと思います。