HSPが会話が苦手なのはなぜ?原因と対処法
・人に話しかけられると、アタフタしてしまう。
・すぐに返事を返せなくて落ち込んでしまう。
・人と話す時、緊張してうまく喋れない。
そんな風に悩んでいませんか?
私はずっと、人となかなかコミュニケーションがうまく取れないことに悩んできました。
コミュニケーションがうまく取れないと、「また変なことを言ってしまうんじゃないか?」「相手に変な顔されたらやだなあ」と話すことが怖くなってしまいますよね。
今回は、なぜHSPは人と会話するのが苦手なのか?そしてどうすれば改善できるのかをお話ししていきたいと思います。
なぜ会話が苦手なの?
相手に「こんな風に思われたらヤダな」と思って緊張してしまう。
相手にどう思われるかを常に気にしてしまいます。話している相手だけじゃなく、周りの人にも気を使ってしまい、緊張してしまうんです。
周りの人が自分の話を聞いているかと思うと、喋れなくなってしまいます。
会話中に色んなことに気付いてしまって会話に集中できない。
例えばカフェで話をしていたら、周りの人の話し声や、食器のカチャカチャとした音などが気になって、会話に集中できません。
常に考えながら会話しているから
「どのタイミングではなそうか?」
「この話題の時は、この話をしよう」
など考えてから話しているから。
相手の話を遮ってはいけないと思って、話始めるタイミングを見失ってしまいます。
相手が喜びそうな話題を見つけて、頭の中で会話シュミレーションをしますが、なかなか思ったように話すことができません。
脳の情報処理がゆっくりだから
情報処理のスピードがゆっくりで、話の内容を理解するのに時間がかかるから。
HSPや内向型の方は、もともと脳内の情報処理のスピードが丁寧でゆっくりだと言われています。
話しかけられ、返事をするのにワンテンポ遅れたりどもってしまうのは、そのせいです。
よく「あの時こう返せば良かった~」と後から後悔してしまうこともあるんじゃないでしょうか。
「会話が苦手」の対処法
うまく話そうと思わなくていい
うまく話そう、ちゃんと話そうと思えば思うほど、焦って空回りしてしまいます。
相手はそんなに人の話を聞いてないし、覚えていないです。
自分ではうまく話せなかったことを、ずっと考えてしまいますが、相手はそんなことはすぐに忘れてしまいます。
相手が自分のことをずっと考えている、なんてことはありえません。
うまく話せないことを悩んでいたり、「またうまく話せなかった・・・」と自分が考えているから、相手も自分と同じように考えていると勘違いしてしまうんですよね。
何を伝えたいのか大事にする
うまく話そうとするよりも、相手に何を伝えたいのかを明確にして話した方がいいです。
結論がはっきりしていることで、焦って話が逸れることを防ぐことができます。
多少うまく話せなかったとしても、相手に伝えたい部分が伝えられたらそれでいいのです。
うまく話せない自分を責めたくなったら
会話するときに緊張してしまう自分を責めて、「緊張しないようにしないと」と思っていませんか?
そう思えば思うほど緊張してしまうんですよね。
それでもっと「自分はダメだ」と追い込んでしまうこともよくあることだと思います。
自分で自分を責めるのって、疲れますよね。でもやめられないループに入ったりします。
そんな時は自分に「大丈夫、大丈夫」と言ってあげるといいです。
心の中で唱えてみるだけでも大丈夫。
うまく話せなかったとしても、相手はそのことをあまり気にしていないかもしれません。
うまく話せなくても問題ない、大丈夫なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
会話がうまくできないことで、落ち込んだり自分を責めてしまうことも少なくないと思います。
まずは、うまく喋らなくてもいいと『許す』ことから始めてみましょう。
これからも、HSPの方が少しでも楽になる情報を発信していきたいと思います。