学校や仕事を休むことに罪悪感を感じてしまうあなたへ
仕事や学校を休むと罪悪感を感じて、うまく休めない
今日は、そんな悩みについて書いて行きたいと思います。
休む事って、全然悪い事じゃないのに、罪悪感を感じてしまうのって何故なんでしょうね?
そんな原因と対処法を書いて行きます。
休む事ってダメな事?
みんなが働いているのに自分だけ休んでいると、なんだか悪い事をしているみたいで罪悪感が生まれてきてしまうんですよね。
休む事自体もそうなんですが、上司に「休みます」という事をなかなか言い出せなかったりすると思います。
休む事は、会社で働く方には当たり前に与えられた権利だし、ずーっと働きづめなんてできないですよね。
朝起きて「行きたくない」と思う日もありますし、急に体調が優れない時もありますから、そういう時は全然休んでいいんです。
休まず頑張る事がいい事のように受け取りがちですが、体調が悪いのに出勤しても、自分も辛いし周りの人にも迷惑かけるしでいい事なんてないんですよね。
「休まない事が素晴らしい」という価値観
子供の頃から皆勤賞とかがあって、「休まない事が素晴らしい」という価値観が擦り込まれている人も多くいると思います。
元気に毎日学校に行けたらそれは素晴らしいなとは思いますが・・・
学校で楽しい思いをしている子供ばかりではないですよね。
休みたい日もあるし、嫌な授業がある日もあります。
そんな時も逃げないで頑張ろうなんて、疲れてしまいますよね。
自分を縛り付けている価値観はなんなのか、一度見つめてみるといいかもしれません。
逃げない事っていい事?
昔、親や先生に学校や習い事を休まず行こう、みたいに教えられませんでしたか?
「逃げずにやろう」って教えられるんですよね。
私も小学校の頃、強制的に入れられた習い事が嫌で、その時間になると寝たふりをしてよくすっぽかしてました。
それでよく怒られてましたね。
「行きたくない」「辞めたい」と言えればよかったよかったんですが、それも勇気がなくて言えなかったんですよね。
確かに逃げずに続ける事はいい事だと思います。
でもそれは、自分がやると決めて続けた場合だと思うんです。
どんなに学びになるような事でも、強制的にやらされて嫌々やっても神経をすり減らしているだけ。
「逃げずに続けられた」という自信にはなかなか繋がりません。
逆に無理してやっていた事で
「中途半端に辞めてしまった」
「上手くもならないし、試合でも負けてばかり」
「私なんて根性なしだ」
と、自分を責める方向に行ってしまうんですね。
一度休む勇気を
休む前は、言い出す勇気がなかったり、電話したりする勇気がないかもしれません。
なかなか難しいかもしれませんが、一度勇気を出して行ってみる事ですね。
案外あっさりと受け入れられます。
受け入れられなかったり、怒られたりするような事があれば、その人や会社がおかしいという事なのです。
休む事は逃げる事ではありませんし、逃げてもいいのです。
優先順位を考える
休めない・・・と悩む方は、とっても真面目な方だと思います。
だから、休めなくて倒れるまで仕事をしてしまったりする事もありますよね。
でも、あなたにとって一番大切なのは会社ですか?仕事ですか?
いいえ。あなたにとって一番大切なのはあなた自身です。
会社でどんなに頑張っても、体を壊してしまったら元も子もありません。
ついつい頑張りすぎてしまう方は、自分にとって何が大事なのか、優先順位はなんなのか考えてみましょう。
自分を犠牲にした生き方はとても辛いです。
少し不真面目が丁度いい
時々、自分の真面目さに疲れてしまう事はありませんか?
仕事もちゃんとやって、人の話もちゃんときいて、ルールもちゃんと守って・・・
決められた事などをちゃんとやる事はいい事ですが、なんの遊びや休憩もなくただ「ちゃんと」やる事が目的になっていたりします。
とても真面目なあなたは、少し不真面目なくらいが丁度いいですよ。
仕事の手を抜くなんてと思う方もいるかもしれませんが、結構周りの人はいい加減ですよ。
それでも回っているのです。
あなたがちょっとくらい手を抜いても大丈夫ですよ。